さて、
よく目にする言葉。
PDCAサイクル
図にあるとおり、
Plan(計画)
↓
do(実施)
↓
check(点検)
↓
act(改善)
↓
Planに戻る
というサイクルのこと。
さらに目にするのは、
長い期間をかけてこの1サイクルを
やってのけようと考えていること。
例えば1年かけてサイクルをしましょうみたいな。
基本この「1年かけて1サイクル型」が多いかなと思う。
なんでそんなに長い時間をかけたがるのか。
例えば、計画を立てて一回実行すれば、
その都度、すごい点検・分析をしなくても、
何かしらの不都合は見つかるはず。
その点検の結果「悪い・ダメ」となれば、
さっさと改善して次の(改善後の)計画を立てるのが
目指すところを達成する近道のはず。
お客さん相手なら、
悪いものを悪いまま提供している方が頭おかしいって。
でもやらない。
後回しにするのが主流になってるわけです。
◯やらない理由1点目
「もう決めたことだから」
理由になっていない理由。
まぁめんどくさいってやつです。
今年決めたことについては、
来年考えれば良し的な発想から来ますな。
◯やらない理由2点目
「そもそもPDCAサイクルすら認めない」
分析してもっと良い方向へ持っていく
という気持ちすらない場合もあるんですよね。
計画した人がということではなく、
それを認める立場の人たちがということで。
これが一番困るパターンで、厄介なパターン。
だったら最初から認めなきゃいいのにね。
PDCAサイクルはリスクマネジメントとして捉えることも可能なわけです。
リスク管理として考えたとき、
リスク回避ができる可能性が高まるのに
そのリスク回避しようとしないということになるわけですな。
お金的なリスクであっても、
身体的なリスクであっても、
より回避できる方向に進んだほうが良いと思いますけどね。
結局、PDCAサイクルがちゃんと成り立たせられてないんだなぁと
良い満月を見ながら想う夜。
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