墾田永年私財法(レキシ)から考える時間の価値

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墾田永年私財法
レキシの名曲!

さて、このCメロのところの歌詞ですが、
これがなかなか考えさせられてしまいます。

何かを手に入れるってことは
何かを失うってこと?
失うものがあるってことが
今君を強くする
自ずと力が入るでしょ

何かを手に入れる → 何かを失うこと

「何を失うか」

大体の人は
「お金」
という答えが思いつくわけです。

今の時代で考えれば、
お金を失って、土地を手に入れる
ということが想像されるわけですな。

でも、
この歌詞の時代を考えると、
荒れ地を耕すので、
その時間を失って土地を獲得するということになります。

これは「時間に価値がある」
ということを表していると考えることができるわけですな。



これは時間という概念は
時計で具体的な時間がわかるけど、
いまいち抽象的に見えてしまいがちで、
価値が見えてこないんですよね。

例えば、
一日10時間は働いて、
月に20万円もらって満足。

日給1万円。

でも時給1000円。
サービス残業なんてしてたらもっと減るのに
そんな計算は意外としない。

でも、
みんなあんまり気にしないんですよね。

「お金の価値」にだけ目が行ってるため、
「時間の価値」には目が行ってないからなんですよね。



さらに、
会社で働いて時間に拘束されていた場合、
退職すると時間を有効に使うかというとそうでもない。

退職して自由な時間ができるとわかるけれども、
「時間の使い方」「自由な時間の使い方」
がわかるまではかなりの時間がかかります。

定年退職まで粘るつもりであれば、
きちんとした活動できるのは10〜15年がいいところ。
その前に死んだりすることも珍しくはない。

定年退職まで粘って、
定年後自分の好きなことをする!
なんてことを言っても
実はうまく時間を使えてなかったりして、
大したことはできずに動けなくなってしまうわけです。



別に時間に見合ったお金を稼ぎましょう
ということが言いたいわけではなく
時間の価値はお金の価値の見合い以上なのか?
ということを考えるべきだということです。

「何かを得る」ためには、
確実に「時間を失う」のは間違いない
わけです。

でも、
「時間は大切だ!」という教育は
なんとなくしかされていないのが現実で、
「時間よりお金が大事」
という価値観が刷り込まれているわけです。

だから時間を大切にしているつもりでも、
そうじゃない状態が続いているのは仕方ないところですが、
その思考から脱却してもいい時代なんじゃないかと思います。

自分の未来を想像して、
一度きちんと「時間」の価値を考えてみることをおすすめします。

時間の価値に気づくことができれば、
残された時間が多いことが大事になるため、
できるだけ早いうちに気づくべきだよ!

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