「Googleスプレッドシートでの差し込み印刷の準備の記事はあるけど続きないの？」的なコメントを頂きました。
ありがとうございます。

そう言えば、そんな記事書いてたわ。半年寝かせて熟成させてましたわ。

だもんで、この記事。

Macに囲まれながら余生を過ごす

 

6 Pockets

Googleドキュメントでラベルの差し込み印刷を実現させる！（準備編）

ワードといえば、差し込み印刷。差し込み印刷のためにワードが必要と行っても過言ではないかもしれないレベル。でも、みんながみんなワードをもってるわけでもない。しかし、グーグルドキュメントには差し込み印刷機能が無い・・・。これじゃあかん！ってことで、Googleドキュメントでラベルの差し込み印刷を実現させましょうっておはなし。アドオンをインストール「Labelmaker: Avery Labels mail merge」というアドオンがあるのでインストールしましょ。全編、みんな大好き英語表記ですぞ。「アドオン」→「アドオンを取得」G Suite M...

いきなりのご注意事項

こっからは、本家ワードよりはめんどくさいのでご注意を。
所詮はアメ公さん御用達ワードプロセッサーアプリケーションアドオン。
日本のラベルなんて知らんがな、ということですかね。

でも、アメニモマケズ　カゼニモマケズ　二度寝のお誘いニモマケズ　ご飯４杯おかわりの誘いニモマケズ　やらなきゃならんのです。
ご飯が美味しい、布団が気持ちいですよ。ええ。

とりあえず、よく知らんアメリカかどっかのメーカーのラベルが登録されているので、それを個人輸入して使っているアメカジさんなら、そのラベルのテンプレートを使えばいいんじゃない。

ラベル枠作成

純日本人体型である場合は、アメカジなんて似合わないので、枠を作っていきましょう。

ちなみに今回は郵送を想定した住所ラベルでございます。
名刺とか作りたいという願望は自分で応用して叶えてね。

まずはアドインを読み込みましょ。
「アドオン」→「Create & Print Labels – Labelmaker」→ 「Design labels」とすすむ

自分が印刷しようとしているラベルの行列の数が合っているテンプレートを選ぶと後々よいかと。
今回は「Avery A4 – 952003 Adress Labels」を選択し、「Show document gridlines」と「Use first cell as a mode」にチェックが入っているのを確認して、「Use」をクリック

すると、枠が作られるので、調整はいりまーす。

まずは余白を調整しますか。

ルーラーを参考にしながら、余白マーカー？（以下「？」無し）で余白を設定。
「余白マーカー」とはドキュメントのカーソルを一番上に持ってきて、余白の境目ぐらいにマウスカーソルを持ってくると、マウカーソルが「→」「↓」に変化する、その矢印のことを言っているのですぞ。そんな言葉があるのかは知らん。

縦余白の場合をご参考にどうぞ

ちなみに、、、
普通にマウスのみで動かすと0.25cmずつ移動。
より細かく動かしたいなら、command（WinだとCtrl？）押しながらマウスでグリングリンして調整しましょ。

続いて、セルの大きさを表のプロパティで合わせていきましょ。

横幅は1行目のそれぞれのセルで「表のプロパティ」を開いて設定すると、その列のセルの横幅が一気に修正されます。
「表のプロパティ」はセル内で右クリックですぞ。

高さの変更は、表というか全セルを全選択してから「表のプロパティ」で設定すると、全セルの高さが一気に設定されますの。
全選択しないと、そのセルの行の高さだけが変更されるだけですぞ。

ちなみに、行列の数が選択したテンプレートと合っていないと差し込みしてくれないようなのでございます。
なので、行も列も削除しないほうが身のためでございます。

削除しちゃったら、あとからセルを追加して同数にすればいいだけどもね。

という感じで枠完成でございやす。

差し込み設定

差し込み設定はワードと似てる感じ。

まずは「Select a spreadsheet」から差し込みたいファイルを選択。
今回のファイルはこちら

１行目は項目名と相成ります。

同一アカウントのスプレッドシートから読み込むのであります。

　↓

エクセルとかニセエクセルとかで作った場合は、スプレッドシートにコピペするなり、変換するなりしてご用意くださいませ。

ファイルが読み込まれたら「差し込みたいシート」を選択して「Select a merge field」から差し込みたい項目を1回ずつ選択してセルに<<項目>>を埋め込む。

　↓

項目を設置したら「様」とか「サマンサ」とか入れ込んだり改行したりして体裁を整えてみる。

ちなみに、最初のセルのみに埋め込めばOK。
そのために、「Use first cell as a mode」にチェックをいれておるのです。

という感じで、設定完了。

差し込みます

設定完了したら「Create labels」→「Open document」をクリックすると、きれいに差し込まれたドキュメントが別タブで開かれ、全米感涙。

あとは微調整するなり、そのまま印刷するなり、きれいさっぱり削除するなり、だれかに間違って送って個人情報漏洩して謝罪会見するなり、使い方は無限大。

新たなドキュメントタブが開かないときは、セルの数が合わないとかのエラー状態だと思われるので、がんばってエラー箇所を見つけてくださいませ。

おむすび

使い方は無限大　プライスレス　マスターカード
的な流れにならないのがね。。。

気に入ったらアップグレードのために金払えー的な感じにはなるわけだけれども、ニッポンバンザイ！無しよ的なものに80ドルとか出してもよね。
その金でオフィス買ったほうが良くなくない？365契約したほうがよくよくない？

評価で最高評価をすると期限が延長されるので、どうしても必要という場合は、ヤラセってもいいんでない。

とりあえず、グーグルドキュメントでも差し込みはできるぞーってことであります。

結果として、あっしはワード使いますけども。